雲雀山特別観察会

@実施日:平成29年1月7日(土)

A参加者:21名

B観察コース
  雲雀山から湯浅海岸の冬の植物を観察しました。    

紀伊宮原駅(9時半出発)〜有田川河畔〜得生寺〜雲雀山〜糸ヶ峠(昼食)施無畏寺〜栖原海岸〜湯浅海岸〜湯浅駅(午後2時半頃到着)

 C観察会の様子
   天気は前日までは雨のち曇りの予報が出ていて心配していたが、皆さんの行いが良かったのか打って変わって青空の晴天となり風もなく絶好の観察日和でした。
   湯浅海岸でこの時期に楽しめる可愛い綺麗な花の「ハマナデシコ」がわずか2株しか見られ無かったことは少し残念でした。
  また、楽しみにしていた「コスドイゲ」は残念ながら見る事ができませんでした。
  「ビナンカズラ(サネカズラ)」や「カラクサケマン」、「ヤブチョロギ」、「ツメレンゲ」、
「ナルトサワギク」、「キンメイチク」等は数多く観察できました。
   植物観察以外でも、雲雀山山頂で記念撮影したり、ミカンを途中で拾って美味しく食べたり、観察道の一番高いところから栖原海岸沖の島々風景の眺望を楽しんだりすることができました。

 D観察できた植物

   1.草花
    アイノゲシ、アレチハナガサ、イヌホウズキ、オギ、カラクサケマン、キュウリグサ、コバノタツナミソウ、コセンダングサ、ゴウシュウヒカゲミズ、コシダ
  ・シナダレスズメガヤ、ススキ、セイバンモロコシ、ダンチク、タンキリマメ、ツメレンゲ、ツルソバ
ツワブキ、ナヨクサフジ、ナルトサワギク、ハマナデシコ、ヤブチョロギ、等

 2.樹木
    アコウ、イヌビワ、ウバメガシ、チャ、カラタチバナ、カゴノキ、キンメイチク、キヅタ、クチナシ、クコ、クサギ、コウヤボウキ
  ・サネカズラ(ビナンカズラ)、ソテツ、ソシンロウバイ、テイカカズラ、トベラ、ノグルミ、ビワ、ホルトノキ、マサキ、ヤブニッケイ等


 ○植物の写真

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有田川を渡って観察スタートです


        アコウ
沖縄などに行くとよく見かけます。
別名絞め殺しの木
ダンチク



             ゴウシュウヒカゲミズ
オーストラリア原産。豪州ヒカゲミズ


ハマナデシコ
ノハカタカラクサ イヌホウズキ(帰化種?)
              カゴノキ
ナツツバキやリョウブとよく似た木肌をしているが、こちらは常緑樹。
                        カラクサケマン
ヨーロッパ原産。明治頃に渡来したよう。

   キンメイチク(金明竹)
竹桿が黄金色で、緑色の縦縞が入る。伐採すると竹桿の色は消えるそうです。

    コセンダングサ
北アメリカ原産。



クチナシの果実




      ナヨクサフジ
ヨーロッパ原産。



     シナダレスズメガヤ
南アフリカ原産。ウィーピングラブグラスの名称で、道路法面の緑化などに利用されたものが拡がった。
シロノコセンダングサ シュンラン ソシンロウバイ タンキリマメ
ソテツ

                                    ツルソバ
茎が分岐して地を這うように拡がる。白い花がソバの花に似ている。
コニシキソウの紅葉 トベラ ツメレンゲ ウシハコベ
                                    ヤブチョロギ
ヨーロッパ原産。正月料理に出るチョロギに似た地下茎を付けることから名が付いたよう。ただし、この地下茎は食べられないそうです。
ハゼノキ


                 イソヒヨドリ
ヒヨドリの名前が付いていますが、クロツグミ等と同じツグミの仲間で、綺麗な声で鳴きます。最近は内陸部まで拡がってきました。
(ヒタキ科イソヒヨドリ類)


       記念写真
このサムネイル画像をクリックすると画像が大きく表示されます。
その画像の上で右クリックすると、名前を付けてダウンロードできます。
雲雀山周辺に拡がるミカン畑






眼下に広がる湯浅海岸と湯浅港











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