第108回植物観察会の記録

1 実施した日   2014年11月8日(土)

2 参加者
      32名

3 観察コースと時間
1)(09:40〜13:40)
水越峠(バス停横広場)〜ダイトレ〜カヤンボ前林道広場(昼食後自由解散)


4 観察会の状況
今回の観察会は参加者も32名となり、このコースから遠望される紅葉は今年は今一の出来栄えの感でしたが秋晴れのいい天気の中での観察会でした。
植物の開花状況は、この時期になると開花している植物は少なく「アワコガネギク」、「シマカンギク」などの菊類と赤い綺麗な「ヤマホロシ」、樹木の果実の「ガマズミ」や可愛い紫色の実の「ムラサキシキブ」などが見られたが、全般的に少ない感じで、特に今年の金剛山では例年たわわに実る「ツルウメモドキ」等果実の出来が悪くは全く見られなかったのが残念であった。
観察状況は交雑種が多い菊類の花の「アワコガネギク」と「シマカンギク」の見分け方やシソ科の植物の「ヒメジソ」と「イヌコウジュ」の違いなどを皆んなでルーペを使って学習したりして楽しい観察会を実施することができました。


[草花他]32種強
アワコガネギク、アレチウリ、アカネ、アオミズ、イタドリ、イヌコウジュ、イヌタデ、イヌトウバナ、オオイヌタデ、オオユウガギク、オトコエシ、オタカラコウ、カナムグラ
ケシロヨメナ、ゲンノショウコ、コメナモミ、シマカンギク、シラネセンキュウ、シシウド、ダイコンソウ、ノコンギク、ハナタデ、ヒキオコシ、ヒヨドリバナ、ヘクソカズラ、
ベニバナボロギク、ボントクタデ、メナモミ、メマツヨイグサ、ヤクシソウ、ヤマホロシ、ヨシノアザミ
etc(種子も含む)


[樹木]26種強
アブラチャン、アサガラ、アキグミ、ウツギ、ウスゲクロモジ、ウラジロマタタビ、エノキ、オオバヤシャブシ、オオバアサガラ、ガマズミ、コバノガマズミ、コミノサルトリイバラ、
キブシ、キズタ、クサギ、サショウ、サルトリイバラ、シラキ、ダンコウバイ、ニシキギ、ノブドウ、ノイバラ、マルバウツギ、ムラサキシキブ、ヒメクロモジ、リュウキュウマメガキ、
etc
(果実も含む)
                   

        
今年度の例会観察会は12月から来年2月までは 冬季のため休会となりますが、12月20日(土)に特別観察会(和歌山/「雲雀山」)を実施します。
                                                        
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