第19回植物観察会の記録

1 実施した日   2003年6月14日(土)

2 参加者
      32名

3 観察コースと時間
1)午前の部(9:30〜11:40)
伏見林道登山口下バス道路〜伏見林道
2)昼食  ちはや園地大屋根広場(11:40〜12:20)

3)午後の部(12:20〜14:20)
ちはや園地らくらくの路〜かたくりの路〜しゃくなげの路〜ちはや星と自然のミュージアム(学習会)

4 観察会の状況
今回の観察会は梅雨空の中で途中雨に降られたりの悪条件下の観察会であったが、それにかかわらず熱心な沢山の参加者で支えられ観察会を終えることが出来ました。植物の開花状況は丁度春から夏に切り替わる時期で特に草花はやや少ない時期ながらウツギ類やオオバアサガラ、タンナサワフタギ等の樹木の花が彩りを添え私達を楽しませてくれました。赤文字は当日開花又は結実したもの)

[草花]36種強
ミヤコグサオニノゲシハルジオン、コメツブツメクサオカタツナミソウサワギク、イヌガラシ、ノブキ、サイハイラン、キツネノボタン、タケニグサ、ミゾホウズキ、アカショウマ、ミヤマタニソバ、ウワバミソウ、ヒメレンゲ、クサノオウ、キクムグラ、、ヨシノアザミ、ヤマハタザオヤマムグラカエデドコロハナニガナアギスミレフタリシズカトウバナカノコソウジシバリコウヒルガオ、オオイヌノフグリ、ムラサキケマン、ヤマブキソウ、イヌショウマ、ニガナミミナグサミヤマナルコユリ

[樹木]37種強
オオバアサガラ、ウツギ、スイカズラ、シラキ、アワブキ、シモツケ、ヌルデ、エビガライチゴ、ヤマグワ、ヤハズアジサイ、コゴメウツギ、ヤマアジサイ、ナガバノモミジイチゴ、クマイチゴ、ヒメコウゾ、タンナサワフタギ、ヤブウツギ、ミツバウツギミヤマウコギニワトコ、マタタビヤブデマリ、ミズナラ、リョウブ、コナラ、クマノミズキ、イタチハギ、ヤマボウシ、ナツハゼ、ジングウツツジ、ニシキギ、ニガイチゴナツツバキ、サラサウツギ、ホウノキ、ハクウンボク、ユリノキ

5 学習会の内容(13:20〜14:20於けるミュージアム)
今回の学習会は納城さんの説明により「金剛山の希少植物(後編)」について液晶大型ディスプレイの写真画像を見ながら学習した。この説明によれば金剛山の植物は殆どが希少植物に属し貴重な植物であること今さらながら学習し、残念ながら最近金剛山では心無い人による盗掘などが目立つ状況からなんとかこれを防止するべく参加者全員による啓蒙運動をお願いした。

                     
        
次回の観察会は 2003年7月12日(土)です。
                                                        
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