第74回植物観察会の記録

1 実施した日   2010年7月10日(土)

2 参加者
      23名

3 観察コースと時間
1)午前の部(9:30〜12:100)
ロープウエイ駅前バス停〜伏見林道登山道入り口〜伏見林道〜念仏坂〜ちはや園地広場〜四季の谷[昼食)

2)昼食 四季の谷(12:10〜12:40)

3)午後の部(13:00〜14時40分ごろ)
四季の谷〜シャクナゲの道〜ミュージアム2Fネイチャー教室(勉強会)、午後2時40分頃自由解散)

4 観察会の状況
今回の観察会は夏季に入り天候は梅雨のつかの間の晴れの日で結構蒸し暑く、また開花している植物も少ないこともあって参加者は23名と前月に比し可也少ない人数の参加者数であったが割りとアットホーム的な雰囲気の中で観察会を開催できました。
花の開花状況は特に目立った植物は少ないがこの期に山を彩るヤマアジサイやオカトラノオや余り目立たないが小さいく可愛い白い花を見せるギンレイカ等々見られ又、園地では昆虫の蝶達の好きな植物のクガイソウやナツツバキやシチダンカ等の美しい花も開花していて参加者も喜んでいました。
午後2時からの勉強会では今回は植物の勉強から離れ、当スタッフの田中さん(珍しい石仏の研究家として知られており、日本全国または海外迄足を伸ばし石仏を観察して居る研究家)より、普段私達が余り眼にしていない石仏(せきぶつ)を題材にした『日本最古の石仏』というテーマーで石仏の説明あり、奈良県を中心とした白鳳時代の石仏の数々(この時期は仏教伝来と共に輸入されもので、日本人が作った石仏は奈良時代からとのこと)や、植物に関しては「奈良の三大椿」の話など資料を交え興味深い話がありました。

5 観察されたされた植物
[草花他]22種強
アカショウマ、イヌショウマ、ウマノミツバ、オオバコ、オトギリソウ、オカトラノオ、キツネノボタン、ギンレイカ(ミヤマタゴボウ)、クサアジサイ、コナスビ、サワギク、ツチアケビ、ツルアジサイ、ツルアリドオシ、トチバニンジン、ドクダミ、ハエドクソウ、ヒメジヨオン、ヘビイチゴ、ホタルブクロ、モミジガサ、ヤマアジサイetc(蕾み、出葉のみのものも含む)


[樹木]26種強
イワガラミ、ウツギ、ウツギ、エゴノキ、ガマズミ、クマイチゴ、クマシデ、クマノミズキ、シチダンカ、ツルアジサイ、トチノキ、ナナカマド、ナツツバキ、ナガバモミジイチゴ、ニワトコ、ニガイチゴ、ネジキ、ノリウツギ、ヒメコウゾ、マタタビ、ミヤマハハソ、ムラサキシキブ、ヤハズアジサイ、ヤブウツギ、ヤマグワ、ヤマボウシetc(蕾み、出葉のみのものも含む)

                   
        
次回は9月11日(土)に開催します。
                                                        
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