第82回植物観察会の記録

1 実施した日   2011年7月9日(土)

2 参加者
      29名

3 観察コースと時間
1)午前の部(09:40〜12:40)
伏見林道入り口〜伏見林道〜念仏坂〜キャンプ場
2)昼食  ちはや園地/キャンプ場(11:30〜12:30)

3)午後の部(12:30〜14:00頃)
キャンプ場(勉強会)〜「ちはや星と自然のミュージアム」〜四季の谷(14:00)頃自由解散)

4 観察会の状況
今回の観察会は、真夏の酷暑の天候にも拘わらず約30名に及ぶ参加者がありました。
観察状況は丁度夏場の閑散期の為比較的開花している植物はやや少なかったが、特にこの夏場に映える白と紫色の美しい「ヤマアジサイ」や少し怪しく美しい白いレース状の花を見せる「モミジカラスウリ」が目立って見られ、観察熱心な参加者に支えられ楽しく盛況な観察会を開催することが出来ました。

尚、今回の勉強会は本来午後の観察を終えた時点の午後2時からミュージアムの2階のネイチャールームで予定していましたが、午前の部も比較的早く終わり昼食の場所(キャンプ場Cサイト)が日陰で涼しく気持ちがいいので昼食後場所を変えずそのままの野外にて行いました。
勉強会の内容は、スタッフの古橋さんの説明による「文献で見た金剛山の植物今昔」を資料を交えて行いました。
この説明によると昔しは多種にわたり生えていた植物が植林事業などにより生育環境が失われたためと、園芸目的での採取等により現在可也減少していると考えられ今後尚一層の植物の保護啓蒙策が必要と思われた。(植物を持ち去らず、持ち込まず)


[草花他]28種強
アカショウマ、オミナエシ、オニドコロ、キツネノボタン、キカラスウリ、キツリフネ、クガイソウ、クサコアカソ、コナスビ、サワギク、シオデ、
セイヨウノコギリソウ、タケニグサ、トチバニンジン、ハエドクソウ、ヒカゲイノコヅチ、ヒヨドリバナ、ヘビイチゴ、ホタルブクロ、ミヤマコウモリソウ、ミゾホオズキ、ムラサキニガナ、モミジカラスウリ、ヤマアジサイ、ヤマイモ、ヤマクルマバナ、ヤマハタザオ、ヤマトキホコリ
etc(蕾みも含む)


[樹木]22種強
アワブキ、イワガラミ、エビガライチゴ、クマイチゴ、コクサギ、サルナシ、サンショウ、ツルアジサイ、ツルマサキ、ナツツバキ、ナガバモミジイチゴ、ニガイチゴ、ハナイカダ、ヒメコウゾ、マタタビ、ミヤマウコギ、ミヤマホウソ、ムラサキシキブ、ヤハズアジサイ、ヤブムラサキ、ヤマボウシ、ヤマグワetc
(蕾みも含む)
                   
        
次回の観察会は 2011年9月10日(土)の9月例会です。
                                                        
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