第回87植物観察会の記録

1 実施した日   2012年4月21日(土)

2 参加者
      26名

3 観察コースと時間
1)午前の部(09:40〜11:40)
伏見林道入り口〜細小谷〜遊歩道〜ちはや園地/四季の谷(昼食)
2)昼食  四季の谷(11:40〜12:30)

3)午後の部(12:30〜14:30頃)
ちはや園地四季の谷〜シャクナゲの道〜「ちはや星と自然のミュージアム」2F「ネイチャールーム」(勉強会)
勉強会終了後ネイチャールームにて自由解散

4 観察会の状況
今回の観察会の天気は前日まで心配していた天候も回復し、途中の観察道でオオルリやミソサザイ達の野鳥の囀りが聞かれたりした爽やかな観察日和になり、また参加者もお馴染みの方が殆どでスタッフを含め26名になり楽しい観察会を開催することが出来ました。
開花している植物は今期の不順な天候の影響で開花が遅れ気味になっていたので心配していたが前週辺りから気温もぐんぐん上がり始め開花も順調に進み始め当初予想していたより多くの植物を観察することが出来ました。。
観察会の状況は、林道に入る前の駐車場横にいつもかを出す白く可愛い花を見せる「センボンヤリ」や青紫色の「タチツボスミレ」や林道に入ると白色の美しい「ミヤマカタバミ」や開花が近い「エイザンスミレ」そして細尾谷の涼しい渓流に沿って咲く黄色で小さく可愛い花が満開の「トウゴクサバノオ」や「コガネネコノメソウ」などの花々「とちはや園地」の四季の谷では今盛んに綺麗な花を見せる「カタクリ」そして、シャクナゲの道では「カタクリ」の他白色と紫色の美しい花をみせる「キクザキイチゲ」が満開となって私達を迎い入れてくれ皆を満足させてくれました。
尚、当園地で見ものの美しい紫色の花を咲かせる「シラネアオイ」は未だ蕾み状態でしたが4,5日後には開花できそうな状況でした。

5 勉強会の状況
桝谷さんによる「金剛山に育つショウジョウバカマ属について」を資料とパソコンによる映像を見ながら説明あり、特に金剛山にあるショウジョウバカマの白花系と紅紫系があり今までは白色は「シロバナショウジョウバカマ」紅紫色が「ショウジョウバカマ」と単純に分けていましたが、学会の研究解析結果により奇妙な個体が多く混ざったものがあるということがわかり今回の説明により学びました。


[草花他]33種強
エイザンスミレ、オウギカズラ、オオチャルメルソウ、カタクリ、カテンソウ、キクザキイチゲ、コガネネコノメソウ、シハイスミレ、シロバナネコノメソウ、センボンヤリ、セントウソウ、タチツボスミレ、タネツケバナ、テリハキンバイ、トウゴクサバノオ、ナガバノタチツボスミレ、ニッコウネコノメソウ、ニリンソウ、ニッコウキスゲ、ハコベ、ヒナスミレ、フタバアオイ、フキノトウ、フタバアオイ、ミヤマカタバミ、ミヤコアオイ、ミヤマカンスゲ、ヤマネコノメソウ、ヤマルリソウ、ユキザサ、ユリワサビ、ヨゴレネコノメソウ、ラショウモンカズラ
etc(蕾みも含む)


[樹木]6種強
アオキ、アブラチャン、ダンコウバイ、ニワトコ、ヒメクロモジ、ヤマシャクヤクetc
(蕾みも含む)
                   
        
次回の例会は5月12日(土)で、5月7日(月)には「赤坂山特別観察会」を開催します。
                                                        
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