第回94植物観察会の記録

1 実施した日   2013年4月20日(土)

2 参加者
      28名

3 観察コースと時間
1)午前の部(09:40〜12:00)
伏見林道入り口〜細小谷〜遊歩道〜ちはや園地/キャンプ場
2)昼食  キャンプ場(12:00〜12:40)

3)午後の部(12:30〜14:00頃)
ちはや園地四季の谷〜シャクナゲの道〜「ちはや星と自然のミュージアム」2F「ネイチャールーム」(勉強会)
勉強会終了後ネイチャールームにて自由解散

4 観察会の状況
今年は天候が不順でどうなるか心配であったが爽やかな観察日和になり、また参加者もお馴染みの方が殆どでスタッフを含め28名になり楽しい観察会を開催することが出来ました。
開花している植物は特に園地のカタクリの花がもう最盛期を過ぎ園地の名花の「シラネアオイ」も平年より少し早目の開花状況となっていたのが目立ちました。
観察会の状況は、林道入り口横の駐車場傍にいつも可愛い花を出す白色の花の「センボンヤリ」や美しい青紫色の「タチツボスミレ」や「コスミレ」が観察され、林道に入ると白色の可愛い「ミヤマカタバミ」や「エイザンスミレ」そして細尾谷の涼しい渓流に沿って咲く黄色で小さく可愛い花の「ヨゴレネコノメソウ」や「ニッコウネコノメソウ」が見られその見分け方を皆で学習したり、午後からの「ちはや園地/四季の谷」では最盛期は過ぎたがピンク色の可愛い「カタクリ」そして、「シャクナゲの道」では紫色の美しい花の「シラネアオイ」やこれも最盛期が過ぎたが白色と紫色の美しい花をみせる「キクザキイチゲ」や「カタクリ」そして開花が近い「オオバナノエンレイソウ」など割と多くの植物が観察できが皆を満足させてくれました。
また、昼食時に「ちはや星と自然のミュージアム」で今般作成発行された写真集「金剛山 府民の森ちはや園地の植物(@500円)」を当会が一部負担し一冊@300円で限定30冊を今回参加者に限り配布(全冊完配)しました。

5 勉強会の状況
今回の勉強会は植物には直接関係はありませんが当ミュージアムの職員(学芸員)の森山さんの解説による「大阪南部の地形発達史」を資料とパソコンによる映像を見ながら説明あり少し専門的な内容でやや難解なところもありましたが今日断層帯のずれによる地震の多発状況の折柄非常に興味深い内容の講座を学びましたでした。
本来ならこの内容だけでも数時間の解説時間が必要な内容ですが時間的な制限で無理やり森山さんに纏めてもらい解説してもらいましたので、またの機会をもらって詳細な勉強会を設けてもらいたいと思っています。


[草花他]44種強
エイザンスミレ、オオチャルメルソウ、オオツクバネウツギ、オオバナノエンレイソウ、カタクリ、カテンソウ、カンサイタンポポ、キクザキイチゲ、コスミレ、コカンスゲ、シハイスミレ、シロバナネコノメソウ、シラネアオイ、ショウジョウバカマ、スミレ、センボンヤリ、セントウソウ、タチツボスミレ、タネツケバナ、ツルカノコソウ、ツクバキンモンソウ、テリハキンバイ、トウゴクサバノオ、ナガバタチツボスミレ、ニッコウネコノメソウ、ニリンソウ、ハコベ、ヒナスミレ、ヒメカンスゲ、フタバアオイ、フキノトウ、ミツバツチグリ、ミヤマカタバミ、ミヤコアオイ、ミヤマカンスゲ、ミヤマキケマン、ムラサキケマン、ヤマネコノメソウ、ヤマルリソウ、ヤマトグサ、ユキザサ、ユリワサビ、ヨゴレネコノメソウ、ラショウモンカズラ
etc(蕾みも含む)


[樹木]16種強
アオキ、アブラチャン、アセビ、オノエヤナギ、キブシ、コクサギ、サンシュユ、シャクナゲ、タムシバ、ナガバモミジイチゴ、ニワトコ、ハウチワカエデ、ヒメクロモジ、ヤマシャクヤク、ヤマネコ(バッコ)ヤナギ、ヤマブキetc
(蕾みも含む)
                   
        
次回の例会は5月11日(土)で、5月7日(月)には「赤坂山特別観察会」も開催します。
                                                        
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