第103回金剛山定例観察会の記録

1 実施した日   2014年5月10日(土)

2 参加者
      42名

3 観察コースと時間
今回の観察会コースは9時40分頃に出発し、伏見林道〜細尾谷〜中尾根〜遊歩道〜山頂(昼食)〜カトラ谷〜山頂のコースで、午後3時頃自由解散しました。


4 観察会の状況
今回の観察会は5月の五月晴れの天気で植物の開花も最盛期で今回の目玉であるカトラ谷での「ニリンソウ」や「ヤマシャクヤク」が観察できるとあってか参加者は予想を大きく上回る42名に及ぶ久しぶりの大人数となり盛会な観察会を実施することができました。
観察状況は、先ず伏見林道では咲き始めた紫色の「ラショウモンカズラ」、白とピンクの可愛い「ツルカノコソウ」や樹木の花の「オオツクバネウツギ」等が観察でき、細尾谷に入ってからは可愛い赤色の下向きの花を咲かせる「フタバアオイ」や数が少ないが白色の細い花の「ヒトリシズカ」も見られ、中尾根に入ってからはやや薄緑がかった「トリガタハンショウズル」や「ツクバキンモンソウ」等が見られました。
午後の頂上から下ったカトラタニでは今最盛期を迎えて咲いている白く可愛い「ニリンソウ」の群落やその群落の中で混じって咲いている薄紫色の愛い花「キンキエンゴサク」、又その横合いの谷間を越えて場所では白色の美しい花「ヤマシャクヤク」や「エンレイソウ」、変わった形の「ツクバネソウ」更にその奥ではやや開花が遅れ気味の黄色の美しい花「ヤマブキソウ」など沢山の植物を観察できたので皆んな喜んでいました。


5 観察されたされた植物
[草花他]種45強
アオハコベ、ウスノキ、ウワバミソウ、イチリンソウ、エンレイソウ、オウギカズラ、オオタネツケバナ、オオチャルメルソウ、カテンソウ、キンキエンゴサク、クリンソウ、サイコクサバノオ、ジロボウエンゴサク、セリバヤマブキソウ、セントウソウ、タネツケバナ、タチツボスミレ、チゴユリ、ツクバキンモンソウ、ツルキンバイ、ツルカノコソウ、ツクバネソウ、トリガタハンショウズル、ナベワリ、ニリンソウ、ニョイスミレ、ヌカボシソウ、ヒトリシズカ、フタリシズカ、フタバアオイ、ホウチャクソウ、ホソバノアマナ、マルバコンロンソウ、ミヤコアオイ、ミヤマハコベ、ミヤマキケマン、ミヤマナルコユリ、ムロウテンナンショウ、ムラサキケマン、ヤマシャクヤク、ヤマトグサ、ヤマブキソウ、ヤマルリソウ、
ユキザサ、ラショウモンカズラ、
etc(蕾み、果実を含む)


[樹木]19種強
アオキ、ウスゲクロモジ、ウラジロウツギ、エンコウカエデ、オオツクバネウツギ、カツラギグミ、コマユミ、ゴマギ、サルトリイバラ、チドリノキ、ツリバナ、ツルシキミ、ナガバモミジイチゴ、ニワトコ、ハナイカダ、ヒメコウゾ、ヒメクロモジ、ミツバウツギ、ヤマブキ
、etc(蕾み、果実を含む)
                   
        
次回例会は、6月14日(土)に開催します。
                                                        
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