第106回金剛山定例観察会の記録

1 実施した日   2014年9月13日(土)

2 参加者
      34名

3 観察コースと時間
いつもの通り9時40分頃に出発、観察会コースは伏見林道登山口〜伏見林道〜念仏坂〜「ちはや園地/キャンプ場」(同キャンプサイトで昼食の後12時半頃出発)〜
「ミュージアム」〜「らくらくの道」〜ダイトレ〜「展望台」〜「四季の谷」〜「シャクナゲの道」〜「ミュージアム」のコースを辿り14時頃「ミュージアム」前広場にて自由解散しました。
4 観察会の状況
今回の天気は日本列島の天気もやっと安定し始めた中での初秋を迎えた清々しい天気で絶好の観察日和となり、参加者も京都からの初参加1名もあり合計34名に及び今回も盛況な観察会を実施することができました。
観察状況は、伏見林道では今年は不作でしたが薄ピンク色の花「ジャコウソウ」や「アキギリ」、そして今盛んに咲いている「ヤマホトトギス」、薄紫の小さな花の「アキチョウジ」.、淡黄色の蝶型の花を数個付けた小さく可愛い花「ノササゲ」、茎の先に黄色の細い花穂をつけた「キンミズヒキ」、細い花柄にぶら下がるようにして咲く赤紫色の花「ツリフネソウ」や、昼食後ではミュージアム広場の隅に群生している萼筒がマンテマに似たようになって可愛い小さな花弁をつけた「フシグロ」が見られ、展望台周辺では暗い山地でも目立つ朱色の花を咲かせている「フシグロセンノウ」や枝先に暗紅色の小さな花が集まって穂をつけた「ワレモコウ」,葉柄基部が袋状に膨らんで赤紫色の花序をつけた「ノダケ」、また四季の谷に降りて観察デッキの直ぐ側で開花は殆ど終わった状態だったがこの場所では今回初めて見られた「ナベナ」や紫色の美しい色の花「カワチブシ」が見られ、そしてシャクナゲの道に入ってからは花は少ないが「アキギリ」、まだ蕾状態の「レイジンソウ」、当園地での目玉的存在の薄赤紫色の花で鳥の雁が飛び立つように見える可愛い美しい花の「カリガネソウ」など割とたくさんの花が見られ皆んな満足したようでした。

5 観察されたされた植物
[草花他]種80強
アオミズ、アキチョウジ、アキノタムラソウ、アカソ、アキギリ、アキノキリンソウ、イノコズチ、イナカギク(ヤマシロギク)、イタドリ、イヌショウマ、イヌタデ、イヌコウジュ、
イヌガラシ、ウド、オトコエシ、オオネバリタデ、オタカラコウ、カラムシ、カノツメソウ、カリガネソウ、カワチブシ、ガンクビソウ、キンミズヒキ、ギンミズヒキ、キツネノボタン、
クサアジサイ、クルマバナ、ケシロヨメナ、ゲンノショウコ、クサギ、コフウロ、コメナモミ、サラシナショウマ、シロヨメナ、シュウカイドウ、シラヤマギク、シラネセンキュウ、
シシウド、シュウブンソウ、ジャコウソウ、タニソバ、ダイコンソウ、チヂミザサ、ツルニガクサ、ツリフネソウ、ツルニンジン、ツユクサ、ナベナ、ナルコユリ、ネコハギ、
ヌスビトハギ、ノササゲ、ノダケ、ノブキ、ハナタデ、ヒメジョオン、ヒヨドリバナ、フシグロ、フジカンゾウ、フシグロセンノウ、ヘクソカズラ、マツカゼソウ、マネキグサ、
ミズタマソウ、ミズヒキ、ミゾソバ、ミゾホウズキ、ミヤマコウモリソウ、ムカゴイラクサ、メナモミ、モミジガサ、ヤマジノホトトギス、ヤブマメ、ヤブタバコ、ヤマホトトギス、
ヤブハギ、ヨシノアザミ、ユキザサ、ワレモコウ、レイジンソウ
etc(蕾み、果実を含む)

[樹木]5種強
アブラチャン、クマノミズキ、コアカソ、ヤマボウシ、マタタビ
etc(蕾み、果実を含む)
                   
        
次回例会は10月11日(土)に開催します。
                                                        
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