第107回金剛山定例観察会の記録

1 実施した日   2014年10月11日(土)

2 参加者
      43名

3 観察コースと時間
今回はカトラ林道方面の長谷林道を観察することになり、9時40分頃に登山道河原公園広場を出発、登山道〜カトラ林道〜セト登山道入口(昼食)〜長谷林道(往復)のコースで
山頂には行かず14時頃観察終了した。

4 観察会の状況
天気は台風19号が12,3日頃に近畿地区を通過する状況下で雨天になる恐れもあったが幸いに中秋の清々しい天気の絶好の観察日和となった。
参加者数名も予想を超え43名に及び今回も盛況な観察会を実施することができました。
開花状況は、途中のダム付近でこの時期に見られる少し変わった形の可愛い黄色の花を咲かせる「カラスノゴマ」の花はもう種になっていたが、ダムを過ぎたところにもうピークは過ぎたが白い花冠の裂片黒紫の斑点がある美しい花の「アケボノソウ」や長谷林道の奥で見られる可愛いピンク色の美しい花の「コシオガマ」、樹木の枝先に羽子板遊びに使う羽の付いた玉に似ている果実の「ツクバネ」等々見られ、またもうほとんど開花も終わり種状になった「ツリフネソウ」のバネ仕掛の種を指で触って弾かせたりしてその自然のメカニズムを学んだりして楽しい観察会を終わることができました。

5 観察されたされた植物
[草花他]種81強
アオミズ、アキチョウジ、アキノタムラソウ、アキノノゲシ、アキノキリンソウ、アケボノソウ、アカソ、アキギリ、アキノキリンソウ、アカネ、アブラススキ、アメリカセンダングサ、アレチウリ、アレチヌスビトハギ、アレチハナガサ、イナカギク(ヤマシロギク)、イタドリ、イヌショウマ、イヌタデ、イヌコウジュ、ウド、オトコエシ、オオハルタデ、オタカラコウ、オオブタクサ、オニドコロ、オオユウガギク、カワチブシ、カナムグラ、カエデドコロ、カラスノゴマ、ガンクビソウ、キンミズヒキ、ケシロヨメナ、ケチジミザサ、ゲンノショウコ、
コウヤボウキ、コシオガマ、シシウド、シュウカイドウ、シラネセンキュウ、シュウブンソウ、シュウメイギク、ジャコウソウ、タニソバ、チゴユリ、チヂミザサ、ツリフネソウ、
ツユクサ、ツルニンジン、ナベナ、ナギナタコウジュ、ヌスビトハギ、ノコンギク、ノササゲ、ノブキ、ハキダメギク、ハナタデ、ハナヤクシソウ、ハダカホオズキ、ヒメジソ、
ヒヨドリバナ、フシグロ、フトボナギナタコウジュ、ヘクソカズラ、ホソバアキノゲシ、マツカゼソウ、ミズヒキ、ミゾソバ、ミヤマタニソバ、ミチヤナギ、メマツヨイグサ、ヤブマメ、ヤナギタデ、ヤブタバコ、ヤハズソウ、ヤブハギ、ヤクシソウ、ユウガギク、ヨシノアザミ、ヨメナ、
etc(蕾み、果実を含む)

[樹木]13種強
アオツヅラフジ、アブラチャン、ウリカエデ(メウリカエデ)、キブシ、クサギ、クマノミズキ、コアカソ、ツリバナ、ナワシログミ、バイカウツギ、マタタビ、ヤマガシュウ、
ヤブイバラ、etc(蕾み、果実を含む)
                   
        
次回例会は11月8日(土)に開催します。
                                                        
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