第105回(大住谷林道)植物観察会の記録

1 実施した日   2014年7月12日(土)

2 参加者
      38名

3 観察コースと時間
(9:30〜13:40頃まで)
千早大橋バス停横広場〜新千早トンネル〜国道214号線側道〜大住谷林道入口〜大住谷林道〜同林道大ケヤキ(昼食)昼食後同地点から出発点まで折り返し)

4 観察会の状況
今回の観察会は、今までの例会と変わった場所の大住谷林道での観察会となり、参加者数38名で今回も多くの方の参加がありました。
観察状況は往が大住谷林道に入るまで国道214号線沿いの左側の側道あたりに生えている植物を観察し金剛山の林道ではあまり見られない植物の「アカメガシワ」、「オオツヅラフジ」、「コイケマ」、地面に這うように咲いているヒメレンゲに似ている可愛い黄色の花の「マルバマンネングサ」、小さいが白と赤紫の美しい花弁花の「ハグロソウ」や薄紫の綺麗な花を咲かせている樹木の「ムラサキシキブ」や「ガガイモ」等が見られ、林道に入ってからは綺麗な白い穂状の「イヌショウマ」、小さい綺麗な紫色の花を咲かせている「ケムラサキニガナ」、赤いイチゴに似た実をみのらせてた「ヒメコウゾ」や、まだ僅かな蕾しか見られないが林道の側壁に生える「イワタバコ」の大群落、斜面にジャガイモに似た今回を見せている「ホドイモ」、白い綺麗なまとまった花をみせる「ヤハズアジサイ」、また今回もシダ類に詳しい参加者のFさんの説明により「イワガネソウ」、「イワガネゼンマイ」、「クジャクシダ」、「リャンメンシダ」、「ジュウモンジシダ」などシダ類など結構沢山の植物を観察できました。
復りの観察道は、林道を出て往と違った反対側の国道沿いの植物を観察し、開花は終わっているが珍しい「カヤラン」や、真っ赤で美味しそうな果実をたくさん実らせている「ナワシロイチゴ」や小さいが赤紫色の花をたくさんつけた珍しい樹木の花「クマヤナギ」など見られみんな満足した様子でした。
また、観察会は出発点に皆で戻ったところで一応解散ということにしましたが、赤坂村に詳しい地元の参加者Mさんが村にある昔の文化財を案内するということで皆も一緒に行くことになり、村のはずれにある水車小屋(水力発電機にもな)」を見せてもらいました。

5 観察されたされた植物
[草花他]61種強
アカショウマ、アケボノソウ、イヌガラシ、イワガネソウ、イワガネゼンマイ、イヌトウバナ、イシミカワ、イワタバコ、イヌショウマ、ウバユリ、オカトラノオ、オニタビラコ、
オオサンショウソウ、キツリフネ、ギンレイカ、クサアジサイ、クジャクシダ、キツネガヤ、クサノオウ、ケキツネノボタン、ケムラサキニガナ、コナスビ、サワギク、シオデ、
ジュウモンジシダ、シュウブンソウ、ダイコンソウ、タケニグサ、チダケサシ、トチバニンジン、ドクダミ、ナガバイラクサ、ナガバジャノヒゲ、ニガナ、ハキダメギク、ハエドクソウハグロソウ、ヒメジョオン、ヒヨドリバナ、ヒメワラビ、ヒカゲイノコヅチ、フジカンゾウ、ヘビノネゴザ、ホドイモ、、ホタルブクロ、マルバマンネングサ、ミゾホウズキ、ミツバ、
ミョウガ、ムラサキカタバミ、マルミノヤマゴボウ、モミジカラスウリ、ミゾシダ、ヤブヘビイチゴ、ヤブガラシ、ヤマアジサイ、ヤマミズ、ヤマガシュウ、ヤブミョウガ、ヨシノアザミヨウシュヤマゴボウ
etc(出葉、果実のみも含む)

[樹木]17種強
アカメガシワ、アンブラチャン、アワブキ、エゴノキ、オオツヅラフジ(ツヅラフジ)、カヤラン、クマヤナギ、コクサギ、コマユミ、コバンノキ、サルトリイバラ、シラキ、ハナイカダヒメコウゾ、マタタビ、ムラサキシキブ、ヤハズアジサイetc(出葉、果実のみも含む)

                   
        
次回8月度は夏季のため休会し、9月度は9月13日(土))に開催します。
                                                        
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