〇最近の金剛山
〇6月24日
 ・金剛山麓と奈良県側の林道周辺で花を探してみました。
 ・華やかな花は少なくなってきましたが、木の花、木の実など色々なシーンを見ることができます。

イナモリソウ ウツボグサ ウリノキ ウリノキ
 咲き残っていたイナモリソウを見つけました。

 早いところでは終わっているものもありましたが、林道の入り口に残っていました。  大きな葉の下に花が隠れています。

 白い花弁が強く巻き上がり、黄色の葯がぶら下がる。

キツリフネ クマイチゴ コバンノキ (参考写真)コバンノキ
 ツリフネソウより1ケ月近く早く咲き始めます。

 クマイチゴも花が終わり実が赤く熟してきています。  コバノンキが丸い実になりかけていました。

 5月には暗赤色の花がぶら下がっていましたが、実を見たことがありませんでした。

ヤマアジサイ ヤマアジサイ コアジサイ コアジサイ
 装飾花が少しピンクがかったヤマアジサイ。殆どが青か、白が多いので珍しく感じました。

 一番よく見かける青いヤマアジサイ。装飾花は少し傷んでいましたが、まだ蕾のままでした。
 金剛山でコアジサイが見られると思って見に行きましたが、殆ど終わりかけでした。

 色もだいぶあせてきていました。来年はもっと綺麗な花を見たいものです。


ササユリ ササユリ ササユリ ミヤマウグイスカグラ
 今一番綺麗なササユリ。山麓の道沿いでは終わりかけているところもありますが、山中ではまだこれから。
 赤みの強い株を見つけました。


 蕾のものも多くまだまだ楽しめます。


 大きなミヤマウグイスカグラの実を教わったのですが、花の時期に見に来るつもりです。


シラキ シラキ ニワトコ ヒメコウゾ
 シラキが花を付けていました。紅葉が綺麗な木ですが、花の時期と紅葉の時以外は殆ど気がつきません。

 総状の花を付けますが、よく見てみると先端の方で咲いているのは雄花で、基部に2〜3個の雌花を着けています。中には雌花がないものも。  ニワトコが赤いミニ熟していました。



 ヒメコウゾの花も終わり、少し膨らんで果実になり始めています。



ハナイカダ ドクダミ ヒヨクソウ ヒヨクソウ
 ハナイカダの果実も大きくなってきました。



 白い総苞片の上に黄色い集合花を着けて独特の臭いがあります。


 日当たりの良い道端にヒヨクソウが咲いていましたが、今年はまだあまり大きくなっていませんでした。やはり開花がだいぶ遅いのでしょうか?  ゴマノハグサ科らしい花の姿です。



ムラサキニガナ ヤブムラサキ ヤブムラサキ ムラサキシキブ
 ムラサキニガナがつぼみを付け始めました。独特の葉の形で気がつきました。

 ヤブムラサキが咲き始めています。


 枝も花も毛で覆われています。


 ムラサキシキブはまだ蕾。こちらは毛がありません。


ヤマクルマバナ ヤマクルマバナ ヤマトウバナ ヤマトウバナ
 林道の入り口の日当たりの良い所ででヤマクルマバナが咲いていました。



 ヤマクルマバナ、クルマバナ、ヤマトウバナ、イヌトウバナ、トウバナなどシソ科の花は区別がしにくいものが多い。


 ヤマトウバナはあまり立ち上がって咲きません。こちらは日当たりの少ない林の中で咲いています。


 どこが違うかと言われても説明がしにくい。






inserted by FC2 system