〇最近の金剛山
 

〇9月19日

 ・観察会の下見を兼ねて大和葛城山の様子を見に行きました。
 ・金剛山には少ない、草原でよく見られる植物が楽しめました。

 ・次回の観察会は大和葛城山を予定していますが、まだ時間があるので見られる植物は少し変わってきます。  

ヤブマメ ボタンヅル果実 イヌショウマ ナツノタムラソウ
・登り口近くでヤブマメが咲いていました。今、あちこちで咲いています。 ・ボタンヅルの果実が風で飛んでいく準備中です
・イヌショウマの花は下から咲いていきます。

・一度は終わっていたナツノタムラソウの残りが咲いていました。
タニジャコウソウ タニジャコウソウ カワラナデシコ カワラマツバ
・9月に入って沢山咲き始めたようです。
・ジャコウソウより花が赤く、花柄が長い。
・茎に毛が多い のが特徴です。
・山頂付近の広場に出るとカワラナデシコが残っていました。花は傷んでいなくて綺麗に咲いていました。 ・カワラマツバの葉は松葉のように尖っています。花は盛りを過ぎて少し傷んでいました。

オミナエシ タムラソウ タムラソウ(葉) センブリ(蕾)
・山頂のススキの草原で金剛山を背景にオミナエシ。この風景は大和葛城山でなくては味わえません。 ・一見するとアザミに見えるが、葉には刺針が無く、羽状に裂ける。
・草原の中ではアザミは殆ど見当たらず、タムラソウが多い。最近の金剛山では見ない。

・開花を待つセンブリの蕾。金剛山のものより株がしっかりしている。次会の観察会の時には満開のはず。リンドウの蕾も多く見られた。
ヒヨドリバナとタムラソウ ワレモコウ ノダケ
・ヒヨドリバナの傍にもタムラソウが。


・ワレモコウは終わりかけて綺麗なものは少なかった。ツリガネニンジンも終わりかけのものが多く、今年の開花時期はよく分からない。
・山頂付近の木陰にはノダケが多かった。セリの仲間では珍しく白くないが、時には白花種もあるという。




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