赤坂山特別観察会の記録

1 実施した日   2010年5月6日(木)

2 参加者
      23名

3 観察コースと時間

マキノ高原スキー場(10時ごろ出発)〜「武奈ノ木平」(休憩)〜「粟柄越」〜「赤坂山頂上」(13時半頃昼食、14時10分頃出発)〜「明王の禿」〜黒河峠〜黒河林道〜白谷温泉バス停(4時50分ごろ到着)
今回のマキノ駅からマキノ高原スキー場までと帰路の黒河林道から白谷温泉バス停までの交通手段は当会ベテランスタッフのNさんとその仲間の皆さんの好意によるマイカーでの送り迎えがありスタッフ及び参加者一同皆大いに感謝しました。

4 観察会の状況
今回の観察会は当初天気も危ぶまれていましたが気温もあまり上がらず絶好の花見日和となりました。
但し、植物の開花状況は最近の気候の変動が影響したのか、又、私達の観察次期が少し遅れた為か全般的には例年に比し開花状況はやや悪い状態で特にスキー場から武奈の木平までに見られる「トキワイカリソウ」や「オオバキスミレ」の開花状況は少ない状況で少しがっかりしました。
ただし、その後の頂上までに至る間に見られる「オオイワカガミ」は私達を歓迎するように道の両側の至る所に観られ皆を喜ばせてくれました。
午後からの黒河峠に至る本日期待の「トクワカソウ」の開花状況は、ピークが既に過ぎたためか花びらが散ってしまったのも散見され全般的にやや少なめの開花状況であったが黒河林道の手前の峠道までの道筋には結構観察でき、また「オオバキスミレ」、「トキワイカリソウ」や、新緑に特に映える樹木の「オオカメノキ」や「タムシバ」の花も間間に見られ全般的には皆満足したようであった。。


5 観察されたされた植物
[草花他]種14強
アツムカンアオイ、オオイワカガミ、オオタチツボスミレ、オオバキスミレ、カタクリ、シハイスミレ、スミレサイシン、チゴユリ、トキワイカリソウ、トクワカソウ、ナガバノタチツボスミレ、ニシキゴロモ、マキノスミレ、ムラサキサギゴケetc(蕾み、果実を含む)


[樹木]18種強
イワナシ、ウワミズザクラ、ウスギヨウラク、ウラジロナナカマド、オオバクロモジ、オオカメノキ(ムシカリ)、キンキマメザクラ、サラサドウダン、サルトリイバラ、タムシバ、ナツハゼ、ハウチワカエデ、ハナヒリノキ、ブナ、マルバアオダモ、ミヤマガマズミ、ユキグニミツバツツジ、レンゲツツジetc(蕾み、果実を含む)

                   
        
次回は6月12日(土)に開催します。
                                                        
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