赤坂山特別観察会の記録

1 実施した日   2014年5月7日(火)

2 参加者
      19名

3 観察コースと時間

マキノ高原スキー場(10時ごろ出発)〜「武奈ノ木平」(休憩)〜「粟柄越」〜「赤坂山頂上」(13時頃昼食、13時40分頃出発)〜「明王の禿」〜黒河峠〜黒河林道〜白谷温泉バス停(16時ごろ到着)

4 観察会の状況
今回の観察会は天気に恵まれ参加者も19名で、美しい新緑の中で楽しい観察会を実施することができました。
植物の開花状況は以前天気の急変などがあった為か武奈ノ木平の手前辺りから見られる赤紫の可愛い「トキワイカリソウ」が開花が終わったためか少なく、また例年三国峠手前辺りから登山道の両脇に沢山見られる淡ピンク色の美しい花「トクワカソウ」も開花時期が早まってしまったためか昨年の三割程度しか観察できなかったのが残念でしたが、登山道の両脇に見られる薄赤く美しい「オオイワカガミ」の群生や、小さく薄紫色の可愛い花の「ニシキゴロモ」、粟柄越し手前あたりからたくさん見られる黄色の小さく可愛い「オオバキスミレ」や薄紫色の美しい「カタクリ」が見られました。
昼食を頂上で済ました後、明応の禿を過ぎたあたりからは白い樹木の花「オオカメノキ」など、三国峠から黒河峠に至るまでは昨年より大分少ないながらも目玉の「トクワカソウ」が見られ、峠から黒河林道に入る下山道では例年より早めに開花している模様の樹木の花で釣鐘型の可愛い花「ウスギヨウラク」や赤紫の美しいツツジの花「ユキグニミツバツツジ」、白色の「タムシバ」、の花も結構見られました。
また、下山途中の黒川林道では穂状でたわわに咲いている白く美しい「ウワミズザクラ」があちこちに見られ、長い行程による疲れも忘れるほどみんな満足した模様でした。


5 観察されたされた植物
[草花他]種19強
アツミカンアオイ、オオイワカガミ、オオバキスミレ、エンレイソウ、カタクリ、キジムシロ、コタチツボスミレ、シハイスミレ、スミレサイシン、チゴユリ、ツクバネソウ、トキワイカリソウ、トクワカソウ、ナガバノタチツボスミレ、ニシキゴロモ、マキノスミレ、ミヤマナルコユリ、モミジチャルメルソウ、ヤマエンゴサクetc(蕾み、果実を含む)


[樹木]22種強
アオダモ、イワナシ、ウスギヨウラク、ウワミズザクラ、オオバクロモジ、オオカメノキ(ムシカリ)、キンキマメザクラ、クマイチゴ、コアジサイ、サラサドウダン、ズミ、サルトリイバラ、タムシバ、タニウツギ、ハウチワカエデ、ハナヒリノキ、ブナ、マルバアオダモ、ミヤマガマズミ、ミヤマシキミ、ユキグニミツバツツジ、レンゲツツジetc(蕾み、果実を含む)

                   
        

                                                        
inserted by FC2 system