雲雀山特別観察会の記録

1 実施した日   2013年3月30日(土)

2 参加者
      18名

3 観察コースと時間
出発時間:9時30分
観察コース:紀伊宮原駅〜得生寺〜雲雀山〜糸我峠(昼食)〜施無畏寺〜栖原海岸〜湯浅海岸〜湯浅駅(解散16時40分ごろ)

4 観察会の状況
今回の観察会は例年12月ごろの冬季に開催している当地区での観察会が昨年が奈良原始林での観察会で開催したため出来なかったのでこの季節ではどんな植物が見られるか興味あり今回2年ぶりで開催することになった。
今回の観察会での天候も好天に恵まれ春うららの気温の中でハイキング気分で楽しい雰囲気の中で開催することが出来皆な喜んでいました。
植物は期待していたほど特に変わった植物は見られなかったが例年冬季に見られる「カラクサケマン」、「ヤブチョロギ」、「コバノタツナミ」などもこの時期に未だ元気に咲いており私たちの目を楽しませてくれました。
今回この地区で初めて見られた植物はの有田川沿いの土手に咲く赤紫の可愛い花「ナヨクサフジ」や昼食時の峠道で見られた「オドリコソウ」の群落、ミカン畑に咲く薄赤紫色の花の「ヤワゲフウロ」、その側道のあちこちで可憐に咲く薄紫色の花の「ナガバノタチツボスミレ」、数は数本であったが林道の土手上に凛として立つ可愛い「シュンラン」や下山道の施無畏寺近くで花序の先が釣竿に見える「ウラシマソウ」の群落など結構たくさんが見られ、また、雲雀山頂上から見える有田川沿いの平野風景、途中の峠から望める美しい栖原海岸や湯浅海岸風景、栖原海岸でいつも見られる美しい野鳥の「イソヒヨドリ」なども観察され、楽しい観察が出来ました。(
別途桝谷さんのレポートをご覧下さい



5 観察されたされた植物
[草花他]31種強
アメリカイヌホオズキ、アメリカオニアザミ、オドリコソウ、オニヤブソテツ、オオイヌノフグリ、ウラシマソウ、カラクサケマン、キケマン、キュウリグサ、キランソウ、クサイチゴ、コバノタツナミ、スイバ、シロノセンダングサ、シシガシラ、シュンラン、シロバナセンダングサ、ジロボウエンゴサク、スズメノエンドウ、タネツケバナ、ツルソバ、ツワブキ、
ナガバノタチツボスミレ、ハマナデシコ、ヒトツバ、ヒメウズ、ヒメオドリコソウ、フラサバソウ、ヤマアイ、ヤブチョロギ、リュウノウギク
etc(蕾み、果実を含む)


[樹木]22種強
アコウ、アオツヅラフジ、イヌビワ、カマツカ、コバノガマズミ、クスドイゲ、コウヤボウキ、サルトリイバラ、ダンチク、テイカカズラ、トベラ、ナガバモミジイチゴ、ノグルミ、
ヒメユズリハ、ビナンカズラ(サネカズラ)、マサキ、マルバアオダモ、モチツツジ、ミミズバイ、ヤブニッケイ、ヤブコウジ、ユーカリ
etc(蕾み、果実を含む)


4月例会の観察会は4月20日(土)に開催します。
                                                        
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