第147回観察会の記録
1.日時:2019年7月13日(土)
2.参加人数:29名
3.観察コース:池谷林道〜千早峠(解散)
4.観察会の状況
・集合したときから微妙な天気で午前中天気が持つことを祈って開催。 |
・草本では、府道沿いでウツボグサや外来種のアカバナユウゲショウ、ホタルブクロなどが、林道に入ってからはオカトラノオ、ギンレイカ、モミジカラスウリなどが観察できました。 |
・木本では、ムラサキシキブ、ノリウツギ、コマツナギをはじめとして、少し早く花が咲き始めたキハギなどが見られ、アカシデ、ウスノキ、タンナサワフタギ、コバンノキなとの果実が姿を現し始めていました。 |
5.観察できた植物
@主な草花(約40種以上、葉だけの物も含む)
・アカバナユウゲショウ、アカショウマ、ウツボグサ、ウワバミソウ、オオヤマサギソウ、オランダミミナグサ、オカトラノオ、
オトギリソウ、 オニドコロ
・カエデドコロ、キツネノボタン、キツリフネ、ギンレイカ(ミヤマタゴボウ)、クサアジサイ、クサイチゴ、コナスビ
・サワハコベ、サワギク、シオデ、タケニグサ、ツルニンジン、ツルアリドウシ、ドクダミ、トチバニンジン
・ニガナ、ハエドクソウ、ハハコグサ、ハルジオン、ヒヨドリバナ、ヘビイチゴ
・ホタルブクロ、ホドイモ、ミゾホオズキ、モミジカラスウリ、ムラサキニガナ、ヤマトウバナ、ヤブジラミ、ヨコハママンネングサ
・ニワゼキショウ、ナガサキオトギリ、
A主な樹木(約29種以上、葉だけの物を含む)
・アワブキ、アカシデ、アブラチャン、ウリノキ、ウスノキ、エゴノキ、エビガライチゴ
・カツラギグミ、キハギ、クマノミズキ、コバンノキ、コマツナギ、
・シモツケ、シラキ、タンナサワフタギ、テイカカズラ
・ニガイチゴ、ノリウツギ、ハナイカダ、ヒメクロモジ、ヒメコウゾ、マタタビ、ミツバウツギ
・ヤハズアジサイ、ヤマアジサイ、フジウツギ、ムラサキシキブ、ノブドウ、ヤマウルシ
〇植物の写真
(サムネイルをクリックすると、拡大画像になります。元に戻るにはブラウザーの「戻る矢印ボタン」を押してください。)
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ノリウツギ |
ヒメコウゾ果実 |
ヒメコウゾ果実 |
○フジウツギとともに最も遅く咲くウツギ。 |
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キハギ |
キハギ |
キハギ |
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○3小葉からなり、葉柄が少し長い。 |
○アップになるといかにもハギの花。 |
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ムラサキシキブ |
ウスノキ果実 |
ミツバウツギ果実 |
○黄色い花粉袋(葯)がよく目立つ。 |
○少し角張っているので、カクミのスノキとも。 |
○両側の袋の中で種子が熟す。 |
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アカバナユウゲショウ |
アカシデの果実 |
コマツナギ |
○南アメリカ原産のアカバナの仲間。 |
○苞葉の根元に種子が隠されている。 |
○茎が堅くてちぎれにくいので馬をつないだ? |
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ヤマガシュウ |
(参考写真)シオデ |
タンナサワフタギ果実 |
○サルトリイバラ科シオデ属。つる性の木本で茎にトゲがある。 |
○同じシオデ属のシオデは、つる性の草本で茎にトゲはない。 |
○熟すと黒くなって野鳥が好む。
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オカトラノオ |
ウスキツリフネ |
キツリフネ |
○アサギマダラ等の蝶が良く吸蜜に来る。 |
○キツリフネが白化したようなウスキツリフネ。 |
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ギンレイカ(ミヤマタゴボウ) |
ギンレイカ |
ギンレイカ果実 |
○花が開いた様子をあまり見たことがない。
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○アップすると少し開いていました。ちゃんと開くんですね。 |
○一部には果実が出来つつある。
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モミジカラスウリ |
モミジカラスウリ蕾 |
ヤマトウバナ |
○モミジカラスウリは昼でも花を見ることが出来る。 |
○蕾も開く直前は白く色づいてくる。
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コバンノキ果実 |
(参考写真)コバンノキ |
トチバニンジン |
○コバンノキの果実が大きくなってきた。
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○花は数mm程度のごく小さなもの。気をつけて探さないと見落としてしまう。 |
○赤く色づいてきた。
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○観察会の後で見た植物
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ササユリ |
ヤマジノホトトギス |
ツカモトハコベ |
○ダイトレ沿いではまだ咲き残っていたようです。
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○早くも咲き始めていたとか。
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○花弁がないので気をつけてみないと分からない。 |
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